特許取得 [特許第5882806号]水が通る!根が通る!自然で綺麗な敷地・路肩を低価格で作れます!寺井レース㈲が開発した防草植栽シート『ネガトール』!!

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防草シート・植栽シート・防草植栽シートの違いと主な目的

2014年07月25日(金)

トール君アイコン防草シート(除草シートともいいます。)

防草シートは、シートで土地を覆い日光がシート下まで届かないようにすること、その土地に生えようとする雑草を抑え込み、成長する前に枯死させることで、雑草の繁茂を阻止します。

また他の場所から飛来してきた植物の種などが、土壌に到達するのをシートでブロックし、シート上に飛来した種は、養分を得ることが出来ずそのまま枯死します。

 

●メリット

比較的手に入り易く、値段も安価なモノが多く存在するので、経済的です。防草シート・植栽シート・防草植栽シートの三つの中では、シート単体での防草効果は一番高いので、雑草を生やしたくない目的だけに使用するシートとしては、最も適しているシートです。

 

●デメリット

基本シート単体での使用が多く、敷いたら敷きっぱなしです。その為、直射日光や強い雨風に直接さらされることで、安価なシートだとすぐに劣化しボロボロになります。また、景観を気にする人には、露骨に感じることもあります。

 

 

トール君アイコン植栽シート

一方、植栽シートは、シートを敷いた上から苗を植えたり、種を撒くことで、植え付けされた植物がすくすく育つよう作られたシートです。

植栽シートは、防草シートと違い通気性や透水性が優れており、植え付けされた植物が、シートに邪魔されずしっかり大地に根付き、栄養を十分に土から吸収できるよう作られています。

また、土にかえるタイプのシート「生分解」するタイプのシートも存在します。

 

●メリット

植物を育てるのに、最も適したシートです。シートには通気性・透水性があり、植物がシート下の土壌へ容易に根付けるよう作られています。

植物がすくすく育つために土壌に必要な水分や酸素も十分確保できる仕組みになっています。

また、保水性を持たせたシートでは、苗や種を乾燥期間から守り、枯死を防ぎます。

生分解性のある植栽シートでは、植物が一番弱い時期に乾燥などから守り、数年後には土にかえります。その頃には、植え付けされた植物も十分に成長し、大地に根付いています。

 

●デメリット

三つのシートの中で最も植物がすくすく育つように、考えられているシートなので、飛来してきた雑草の種なども、その恩恵を受けすくすく育ちます。

需要が低いなのか、近くのお店などで目にすることが少なく、防草シートより手に入り難いかもしれません。

 

 

トール君アイコン防草植栽シート

そして、この防草植栽シートは、シートで雑草を生え難くする「防草」と、シートに穴をあけ、植物を植える「植栽」を同時に行い、シートが持つ見た目の弱点を植物でカバーし、よい景観を保ちながら、防草効果を得ることを主な目的として使用するシートです。

更に、植え付けする際に、ヒメイワダレソウなど防草に役立つ植物を植えることで、雑草を生え難くし、シートの劣化を遅らせることができるので、シート単体で使用するよりは長期間の使用が期待できます。

 

●メリット

防草と緑化を同時に行えるので、シートの露骨さを植物でカバーできます。なので景観にこだわる人には、ピッタリのシートです。

防草シートとは違い、植物の成長も考えられたシートなので、防草シートなどに穴をあけ植栽するよりは、防草植栽シートを使用した方が、植物はすくすく育ちます。

また、除草効果のある植物を植え付けることにより、防草効果を高めることができます。

生分解性を持ったシートであれば、植栽シートと同じく、植物の成長を助けた後、土にあえるので、この土地を再利用するまで、短い期間その土地の景観の保ちつつ防草をしたい場合には、最適かもしれません。

また、残るタイプではシート上を植物が覆うことで、直射日光や強い雨風に直接さらされることがなく、シートの寿命延長と、植物の根がシート越しに、しっかり地面に根付くため、シートが強風で捲れる心配が殆どなくなります。

 

●デメリット

防草と植栽という、ある意味矛盾した作業を同時に行う為、防草シートに比べ防草能力は劣ります。更に、植栽時にシートに穴をあけ、植え付けすることが多く、その行為が防草効果を弱めている原因の一つになっています。