特許取得 [特許第5882806号]水が通る!根が通る!自然で綺麗な敷地・路肩を低価格で作れます!寺井レース㈲が開発した防草植栽シート『ネガトール』!!

ブログ

雑草対策に防草植栽シートを使い、クラピアを植えてみました。その1

2014年03月20日(木)

会社が新しく作った防草植栽シート「ネガトール」を敷いてみました。「クラピア」

仕事場裏ネガトール施工画像見出し画像

→「ネガトールとは?」

仕事場の一角に、会社で新しく作られた防草植栽シートを使ってみることに

父の仕事場は、町から少し離れた山と山の境目に建っているので、そこに生える雑草は、強く大きく育ち、草刈りも重労働で父も悩んでいました。

そこで、最近会社で新しく開発された防草植栽シートを使い、実験も兼ねて父の職場の一角にネガトールを敷いてみることにしました。このネガトールを敷く場所は、今まで厚手の絨毯を敷き、雑草が繁茂するのを抑えていた場所です。

 

しかし、絨毯などは年月が経つにつれボロボロになり、どうしても雑草が生えてきてしまいます。また、雑草を生え難くする効果はあるのですが、見た目もあまり良くなく、何か他に良い方法はないか考えていたところ、私の会社で新しく防草植栽シートが作られたので、これはチャンスと会社から少し分けてもらい、雑草対策に挑戦!

 

この防草植栽シート「ネガトール」は、植物と併せて使用することを前提に作られているシートなので、単体でもある程度、防草効果が得ることが出来るのですが、シートの機能を十分に発揮できるよう、今回は会社から少し分けてもらったクラピアを使用したいと思います。

ネガトールを敷く前の準備

仕事場裏ネガトール施工画像01

シート施工前の準備として本来なら、除草剤を使い残っている雑草を根まで枯らし、整地してから敷くのが好ましいのですが、その状態での施工実験は既に別の場所の恵まれた環境で実施されているので、ここでは絨毯を捲ったあと、何もせずにそのままシートを敷いて、植栽することにしました。

 

さっそく絨毯を捲ってみると、意外と雑草の気配がなく、それだけを見ると綺麗なものでした。

ですが、絨毯下の環境は良いものとは思えず、いろんな虫が這い回り、所々に3~4センチほどの穴がポツポツと空いている状態、ネガトールは通気性や透水性が優れているので、この辺りの改善にも役立ちます。

 

何か特別なことを行った訳でもなく、絨毯を捲っただけ・・・、そこにネガトールを敷き気付いたことが一つ!シートを固定するピンを買い忘れてしまいました。

そこで、父に何かピンの代りになる物がないかと聞いてみると、持ってきてくれたのが6寸釘!?、私も5寸釘までは知っていたのですが、その上に更に6寸釘が存在するとは・・・・。

仕事場裏ネガトール施工画像02

早速、六寸釘を使いシートを固定する作業へ、うまく固定出来るか心配でしたが、意外とシートを確り固定出来たので一安心

 

ここまで準備が整ったら、後は会社から分けてもらったクラピアを植え付けする作業です。

ここでもシートを敷いた面積に比べてクラピアを植え付けした数が少なすぎますね、・・・以前会社でも同じように社長がクラピアを使い施工した事例があるのですが、それと似たような感じです。←「寺井レース敷地内での、ネガトール施工実験」

 

しかし、会社にもそれほどクラピアの苗が残っておらず、そのなかで分けてもらった貴重な苗なので仕方がないですね、大切に育てたいと思います。

 

植え付け直後の写真を取り忘れてしまい、下の画像は植え付けした後、約一ヶ月ぐらいのクラピアの様子

仕事場裏ネガトール施工画像03

クラピアを植え付けし約一ヶ月ほど、白い花も咲き始めました。ネガトールを敷けなかった部分は、雑草が繁茂し始め、もうシートと雑草の境目が分からないほどノビノビと成長しています。

勿論、ネガトールが敷かれている場所までは入ってきていません。

ここで一つ、ネガトールは、その名の通り『根・が・通る』・・・!!!(商品名=ネガトール)

 

ネガトールは、従来のシートと異なり特殊な構造をしていて植物の根がシート下の地面に届きやすく、成長したクラピアの根が無駄なく、地面に根付きシートを固定してくれます。ですので強い雨風で捲れてしまう心配などが、植え付けされた植物が育てば、育つほど無くなります。

 

実際、6寸釘だけで、シートを固定したのにも関わらず、何の問題もなくネガトールは役割を果たしてくれています。これも植え付けされたクラピアの茎が広がった先々で、根付きシートを固定してくれているからです。

仕事場裏ネガトール施工画像04

しかし、クラピアがここまで成長するのに約4ヶ月ぐらい時間が必要でした。

ここでも、会社敷地内の施工実験「クラピア」と同じように、苗の数が少なかったのですが、川北町にある会社の法面より、山の中にある土地の方が気候も良いからと勝手に解釈し、

実験してみたのですが、結果!成長するスピードなど変わりないみたいです。父が雑草に悩まされているのは事実なので、父の方は雑草が繁茂しなかった事の方が、一番嬉しかったみたいですね。

 

クラピアは、多少の環境の違いでも、影響を受けず着実にゆっくりと成長していく植物なのだと、改めて感じました。

ただ、植え付け時期で成長に差が出たことは、確かです。この父の仕事場の方は4月頃に植え付けをしたので、約4ヶ月程で広がり始めましたが、会社の方は9月と遅かったこともあり、11月になっても目立った成長が無く、そのまま年を越せるか分からない状態でした。←「寺井レース敷地内での、ネガトール施工実験」

 

ここでは、ヒメイワダレソウの代わりにクラピアを使いましたが、効果は同じです。シートの敷き方やヒメイワダレソウやクラピアの植え方を知りたい方は、「植栽シートを使ったヒメイワダレソウの育て方」で詳しく紹介していますので、興味のある方は、ぜひご覧ください。

その他「ネガトールとは?」「毎年繰り返される除草作業と、さようなら!」など。