科名:クマツヅラ科
属名:イワダレソウ属
学名:Lippia canescens
別名:リピアカネスケンス・姫岩垂草
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:乾燥に強いですが、水を好みます。
:陽当たりの良い場所が好きです。(少々の日陰でも育ちます。)
:繁殖力がバツグン!!初心者でも十分に育てられます。
「ネガトール」寺井レースが開発した防草植栽シートまたは除草シートで、ヒメイワダレソウクやラピアなどの根植物を植え付けた後、雑草を生え難くし除草などの負担を大幅に軽減します。更に植え付けた植物の成長を助け、シート下の環境を快適に保つことを目的に作られたシートです。
植え付けは、シートを「使用する」・「使用しない」関係なく4月~7月末までの植え付けが適しています。(遅くても9月末までには、植え付けを行ってください。)シート使用時でも寒くなる前までに、活着させ十分に育てる必要があります。
シートを敷く前の準備として必ず除草剤などで雑草を根まで枯らし、地面を整地してください。とくにイネ科の植物「ススキ」などが残っていると、シート下からシートを持ち上げたり、シートが耐えきれず貫通してしまう場合があります。
せっかくシートを敷いてきれいに植え付けしても、そいうなってしまっては、十分にシートが機能ません。ですので、必ずきれいに整地してからシートを敷いてください。
シートが重なる部分は、5㎝を目安に重ねてください。
敷いたらシートを杭で固定していきます。
まずシートの端に沿って1m間隔で杭を打ち込み、シートの外側を固定します。
外側をしっかり固定出来たら、次は内側も同じように1m間隔で杭を打ち込んでいきます。(コンクリートや道路との境目はにシリコンボンドが効果的です。)
杭やピンに関して、シートをしっかり固定できるものであれば、色や形などは自由です。
シートに1㎡につき3~4箇所の穴をあけ、苗を植えていきます。
のり面での植え付けの場合、雨などでシート下のやわらかい土の表面が流されてしまうことがあります。少し深めに、押し込む感じで苗を植えてください。
どうしても、より早く面積を覆いたい場合は、1㎡あたりの植え付け箇所を増やしてください。
上の画像でも、約1㎡に四つ植え付けしています。その際は余分な隙間が出来ないよう切り開く部分を最小限に抑え、丁寧に植え付けしました。
植え付け後は、ヒメイワダレソウがある程度活着するまで一週間ほど、一日一回水やりをしてください。
シートの効果は、雑草を生え難くすることが目的なので、ヒメイワダレソウを植え付けする際にあけた穴から少々生えてくる場合があります。気が付いたら摘み取ってください。
放任でもヒメイワダレソウは、育ちますが、定期的にお手入れをしれば、よりよい景観を保つことが出来ます。
ヒメイワダレソウは、年々成長していきますので、育ちすぎた分は芝刈り機などで刈ってください。
シートはヒメイワダレソウの茎から下にありますので、根もとまで刃が当たらないものであれば刈り方は自由です。管理人が刈り易い方法で、刈ってあげてください。
冬など、平均気温が10℃以下になると茎や葉が枯れたような状態になりますが、これはヒメイワダレソウの休眠状態なので、また5月~6月頃には、葉が色付きかわいらしい花を咲かせてくれます。
ネガトールを使用した場合、シートの固定に関して杭だけでなく成長したヒメイワダレソウの根が、固定材の役割を果たしてくれます。
ヒメイワダレソウの茎が、シートの上をはうように広がり、広がった先々で根を地面へと伸ばします。ネガトールの構造が植物の根の成長を阻害せず、容易に地面へと根付くことが出来ます。ヒメイワダレソウが広がればその分、シートは地面にシッカリと固定されていきます。
強風や雨などで捲れ上がる心配は、殆どありません。
また、優れた通気性と透水性で、雨などがシート上に溜まることもありません。
いかがでしたか?このページの説明で使用された防草植栽シート「ネガトール」について、もう少し知りたい方は、こちらのページで詳しく紹介しております。→「毎年繰り返される除草作業と、さようなら!」または、「ネガトールとは?」←どうぞ、ご覧下さい。
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