ネガトールとクラピアでの施工実験「会社敷地内」

皆さんこんにちは、2011年のお話なのですが、会社敷地内でネガトールを敷きクラピアを使っての実験を行いました。

施工は2011年9月上旬で、植え付け時期にしてはギリギリ・・・ちょっと遅かったかもしれません。この時使用した植物は、ヒメイワダレソウではなくクラピアを使用しました。

クラピアはヒメイワダレソウと似ていますが、成長スピードが遅くヒメイワダレソウと比べ弱いと聞いています。更に、画像上の写真をみても分かるように、ネガトールを敷かれている面積と比べ、苗の数が少ないです。

この画像を見ていると、ちょっと先が心配になります。

施工前の準備として、草刈と除草剤のみで整地などはせずに、クラピアがどのように、どこまで育ってくれるかの実験なので、条件はあまり良いものではありません。

この実験で使用した土地は、農道の路肩でよく見るような砂利が混ざったゴツゴツした土地で、これまで何年も放置されてきた部分です。植物が根付き易い土地とは思えませんが、ここで順調に育ってくれれば、ありがたいですね。

植え付けから約2ヶ月、11月に入り寒さも徐々に厳しくなってきました。シート周辺の雑草も、かなり減りなんだか寂しくなってきましたね、クラピアも目立った成長が確認できず、このまま北陸の冬を無事越せるかが、かなり危うい気がします。

あまりにも寂しいので、小さいですが苗を2ヶ所増やしました・・・大丈夫なのでしょうか・・・。

心配していましたが、育ってくれてます。

信じられませんが、去年の11月の時点であまり成長していなかったクラピアが、枯死せず2012年の7月には、少しずつ広がり始めました！！植え付けから１０ヶ月あまり！ようやく希望が見えてきましたよ。

ヒメイワダレソウの時は、いろいろと条件に違いがありましたが、１ヶ月ほどで同じくらい広がっていた気がします。やはりクラピアは成長に時間が掛かりますね、ですが生命力は、ヒメイワダレソウに引けを取らないぐらい、立派なものを持っているようです。

会社敷地内での、ネガトール施工事例「クラピア」０２→

広がるときの密度も、ヒメイワダレソウと比べて少し薄い気がします。ですが茎が太くしっかりしているので、シートを覆い尽くしてくれれば、ヒメイワダレソウよりクラピアの方が、強いような気がします。

そうなれば、ヒメイワダレソウと同じく捲れる心配がなくなるので、シート上部にある重石も取れますね、ただ法面になっているので、上の部分まで広がり根付くには、まだ時間が必要かもしれません。